夫の定年退職後、再び宇佐に戻ってきてからは、地域のボランティア活動をしていました。ただ、次第に外で働きたいと思うようになり、就職活動を始めました。

実は30代の頃、ヘルパーの資格取得のための実技実習で明峰会にお世話になったことがありました。夕方の30分間だけ食事介助の手伝いをしないかと当時声をかけていただき、2年間ほど働いた経験がありました。その経験を懐かしく思い出し、もう一度明峰会で働きたいと思ったのが応募のきっかけです。

主に、入浴介助、食事介助、運動のリハビリ補助、トイレ誘導など、利用者様の日常生活をサポートする業務を担当しています。

利用者様は朝9時に施設に来られ、入浴やレクリエーション、食事を楽しまれたあと、16時にお帰りになるという一日の流れです。その中で、快適に過ごしていただけるよう、細やかなサポートを心がけています。

≪1日のスケジュール例≫
■9:00～
利用者様へウエルカムドリンクの提供/バイタルチェック
■9:30～
入浴介助（4名ほど）/トイレ誘導
■11:00～
入居様の昼食の準備/嚥下防止の口腔体操/食事介助
■12:00～
1時間お昼休憩
■13:00～
昼からの利用者様のお迎え/ウエルカムドリンク提供/バイタルチェック
■13:30～
入浴介助（4名ほど）
■15:00～
おやつの提供/トイレ誘導/リハビリ補助
■16:00　＝＝退勤＝＝

日々の関わりの中で「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることが何よりもうれしいですね。人と接することがとても楽しく、自分の親や兄弟のように接することで、利用者様と信頼関係が築けるように感じ、やりがいを感じています。

また、こちらが利用者様の様子を見て気を配る立場なのに「今日は元気がないね」と声をかけてくれたり、「指をけがしているけど大丈夫？」と優しく心配してくださったりすることもあり、心が温かくなる瞬間も多いです。人と人との触れ合いが、この仕事の最大の魅力だと感じています。

スタッフは年齢差があってもとても親切で、まるで大家族のように楽しく働ける雰囲気が魅力だと思います。先輩職員たちが利用者様に温かく接している姿が印象的で、その姿勢が新しく入った職員にも自然と受け継がれています。そのため、職場全体に良い雰囲気です。

「私も将来こちらにお世話になるかもしれませんね」と冗談交じりに話すこともありますが、それほど自分が入居しても安心できると思える施設です。

利用者様と一緒に体操をしたり体を動かしたりする機会が多く、自分自身の体力や筋力の維持にもつながっています。楽しく働けて、健康にもなる。今の私にとってメリットの多い環境だと感じています。

働きやすい職場環境が整っています。理事長はじめ、管理職の方々や先輩社員が明るく親切に対応してくれるので、温かい雰囲気の中で働けます。

年齢に関係なく、優しく丁寧に教えてくれる職場で、困ったときにはすぐに相談できる環境が整っています。家庭での経験や、お子さんや親御さんへの対応がそのまま仕事に活かせる点も魅力です。未経験でもしっかりサポートしてもらえるので、安心して働き始めることができると思います！